日本コエンザイムQ協会「品質認定マーク」発行について(発表概略)

 日本コエンザイムQ協会は,コエンザイムQ10に関する正しい知識の普及と研究の奨励のために,2002年11月1日に設立された研究者を中心とした組織です.活動の趣旨に賛同していただいた企業約50社が賛助会員となっています.学術研究者を中心に組織されていますが,2003年5月8日には特定非営利活動法人(NPO)の正式認可を受け,より一層一般市民に役立つ協会であることが求められております.
 協会設立当時には,一般にはほとんど知られていなかったコエンザイムQ10が,最近では広く知られるようになりましたが,その一因には協会が開催したコエンザイムQフェア2004,各種シンポジウム,協会理事によるメディア活動などがあるのではないかと自負しております.研究の奨励のために,研究会をこれまでに2回開催し,次回は2006年2月を予定しております.
 現在では多数のコエンザイムQ10製品が出回るようになりましたが,中には含有量が少ないとか,体内吸収性が疑われる商品も見受けられます.一般消費者を保護するためにも,優良製品を選択する目安を提供して欲しいとの声が多数寄せられています.その期待に応えるためには,協会がコエンザイムQ10サプリメント製品を審査し,これに合格したものに対し日本コエンザイムQ協会「品質認定マーク」をつけていただくことが最良の方法と考えておりました.様々な検討を加えて,2005年6月9日開催の協会理事会において,「品質認定マーク」の実施を正式に決定しました.この度,7社から「品質認定マーク」の申請があり,協会品質認定委員会で審査し,その答申を受け,本日の記者発表となりました.
 こうした背景と品質認定マーク申請の条件(協会賛助会員であること,信頼できる工場で生産されたものであること,製品一錠あたりのコエンザイムQ10の含量が30mg以上であること,ソフトカプセルタイプであること,そうでなければソフトカプセルタイプに準ずる体内吸収性のデータを示すこと,第3成分の安全性に関するデータが整っていること,製造物責任は申請者にあり協会には無いことを文書で確認すること),実施要領を山本順寛(東京工科大学バイオニクス学部学部長・教授)が,コエンザイムQ10サプリメント製品の問題点を岡本正志理事(神戸学院大学薬学部助教授)が,コエンザイムQ10の医学的重要性を栗原毅理事(東京女子医科大学教授,戸塚ロイヤルクリニック所長)が説明申しあげます.
 協会が発足したときに制定した協会ロゴマークを,「品質認定マーク」として使用することを当時から密かに計画しておりましたが,それがようやく実現の運びとなり感無量です.これからも協会は消費者保護のために,正しいコエンザイムQ10に関する知識を提供し,基礎科学を奨励していく決意です.どうぞご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます.
特定非営利活動法人 日本コエンザイムQ協会 理事長 山本順寛