ごあいさつ

2月28日,第1回の日本コエンザイムQ協会総会が,200名近くの研究者・企業関係者・メディア関係者のご出席をいただき,盛会のうちに開催されました.年度末のお忙しい時期にも関わらず多数のご参加をいただいたことは,コエンザイムQに寄せられている関心の高さを反映するものと関係者一同身の引き締まる思いでした. 協会設立の経過を簡単に紹介した後,杉村隆 国立がんセンター名誉総長からお祝いのお言葉をいただきました.Gian Paolo Littarru国際協会会長からも,祝辞を頂戴した後,国際協会の活動をご紹介いただきました.さらに「コエンザイムQの魅力と協会への期待」と題して,小生が基調講演を行いました.コーヒーブレイクの後は紀氏健雄副理事長と小生の司会で理事・監事によるパネルディスカッションを行いました.各役員とコエンザイムQとの関わりをご紹介していただいた後,臨床的応用と基礎科学の課題の2部構成で今後のコエンザイムQへの期待,明らかにされなければならない研究課題,今後の日本コエンザイムQ協会のあり方等について討議しました.白熱した討議にご参加いただいた皆様,特に貴重なご助言を多数いただいた杉村隆先生に心からお礼を申し上げたいと思います. 今後も日本コエンザイムQ協会はコエンザイムQの正しい知識の普及・啓発とコエンザイムQに関する基礎研究の奨励を柱に様々の活動を行って行きたいと考えています.4月末には特定非営利活動法人(NPO)の認証を受けましたので,5月からはNPOとしての活動を正式に開始します.何よりも一般市民に役立つことは何かを視点に知恵を絞りたいと考えております.6月にはコエンザイムQ入り化粧品クリームを開発され,大きな成功をおさめられたUdo Hoppe博士が日本コエンザイムQ協会の招きで来日され,少なくとも2カ所で講演されます.秋には第1回の研究会を開催いたします.本年度の研究奨励事業の参考にさせていただきたいと考えておりますので,多数のご参加を期待しています.特別講演には動脈硬化の抗酸化物による予防研究で名高いRoland Stocker 博士を予定しています.私事ながら,本年4月から東京工科大学バイオニクス学部の設立に参加しました.16階建ての新設ビル内にはコエンザイムQ研究用のスペースも提供していただいております.第1回の研究会も当所で開催したいと考えております. 末筆ながら皆様のますますのご健康ご多幸を心からお祈り申し上げます.
理事長 山本順寛